フジツボ加工するシートが3個あるので、まとめて作業します。

その内1個はシート単体でのご依頼でした。もとはこんな感じのR1ノーマル。

半年以上お待ちいただいていましたが、いよいよ入庫していただきました。ここからワークスS1仕様に変更していきます。タンクはワークス仕様のWコックに加工するので、別のものを用意されたとのこと。
シートはスプリームS1シートにするので、先行して依頼先のトゥーズカスタムに送ります。
R1カラー外装セットの塗装は半年以上前に終わっていましたが、それからなかなか進められなかった仕上げの作業をします。タンクはワークス仕様に改造してあります。コックは後ろ側左右にダブルで装備。S1ブリーザーも付けました。
ブリーザーは実際にタンクに穴が開いていて機能するのですが、実用上は満タンフルブレーキで逆流する様子がブリーザーホースで見えたり、ガソリンキャッチタンクを付けるなど煩わしいので、ゴム板を仕込んで塞いでおきます。これならホースはダミーでよく、キャッチタンクもいりません。必要な呼吸は通常通りキャップで事足ります。
CP2696用のリヤキャリパーサポートを使って、リヤアキャリパー周りのフィッティングを行います。計測したホイールセンターのデータから、スイングアームの内幅に合うよう左右のアクスルカラーを製作します。
使用するスイングアームに仮組して確認します。