昨年、エンジンが組み上がったところで中断していた車両製作ですが、エンジンを納めてからようやく組み立てが終わったようです。

エンジン車載からその他は全てオーナーさん自ら組み立てを行った車両がこちら。いろいろいいとこどりして3個いちくらいでできています。

昨年、エンジンが組み上がったところで中断していた車両製作ですが、エンジンを納めてからようやく組み立てが終わったようです。
エンジン車載からその他は全てオーナーさん自ら組み立てを行った車両がこちら。いろいろいいとこどりして3個いちくらいでできています。
エンジン組み立ての続きで、ヘッドの組み立てから始めます。こちらのヘッドは別の車両用に仕立てたものでしたが、新品で組んだカムが初期のカム山摩耗トラブルを起こし、リフター摩耗→シムの飛び出し→シムがヘッドとカム山に挟まる→ヘッドに穴が開く、というトラブルがあり、それを修理したものです。
修理箇所は3番インテーク、リフターホールの手前。インナーシムだったのでその大きさに丸く突き破った感じで、きれいに破片が残っていたので金属パテで破片を貼付け復元しました。
裏から見るとこんな感じ。上からシルバーで塗装し目立たなくしました。
バルブは修理箇所のみ新品交換、あとはすり合わせして継続使用です。今回ステージ1カムになったのでアウターシム化しリフターは純正新品に、スプリングは純正中古品を使用しています。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年末年始も関係なくエンジンを組んでおります。
オイルポンプはハイプレッシャータイプのこちらを使います。トロコイド式の大容量ポンプなので、オイルクーラーに流れる流量が増えて、エンジン冷却効果が高まります。
エンジンの塗装が完成し、シリンダーボーリングも済んだので組み立ての準備をします。下の画像はオーナーさん自らレストアを初め、その途中で持ち込まれた時の様子です。
エンジンを下ろして分解するも、あまり程度のいい物ではありませんでした。
先日、3機目のベースエンジン候補として分解したエンジンです。状態がいいのでこれを使うことになったので、塗装に出す準備をします。
車両はZ1100-B2なのですが、今回のエンジンは「KZT00JE」で、型式はZ1000Jと同じですが正確にはポリスのエンジンです。本来の組み合わせと違うのですが車両は輸入新規登録なのでこのJエンジンで登録することにします。