スペアのマスターをオーバーホールします。

シリンダーはホーニングして仕上げ済み。新しいピストンを組み込みます。

比較的暖かい日を選んで、少しロングのチェック走行に向かいます。オーナーさんは遠方の方なので、初期トラブルは出し尽くしておこうという計画です。
エンジンの慣らしも終え、現在の走行距離は212マイル約340キロです。
仮の外装のまま時間がたちますが、塗装中の外装は今月末には完成の予定です。もう少々お待ちください。
スペア用のシートは、S1レザーの張替が終わってシート屋さんから戻ってきました。今回のはノーマルスポンジを加工して成形する従来タイプのS1シートです。
総削り出しのリヤキャリパーサポートを鋳物風にアレンジします。
面取りを大きくし、角にアールを多めに付けます。
車高が高く、足付き性を改善するため、リヤショックをお持ち込みの別のセットに交換します。
今付いている方はS1タイプのスプリングスペーサーも取り付けた本命仕様でしたが、やはり車高が高過ぎました。そこで別にお持ち込みのプロレーサーベースのワークスパフォーマンスと交換します。こちらの方が全長が10ミリほど短く、S1スペーサーも未装着です。