足りない部品が少し揃ってきたので作業を続けます。

クランクはリビルドしたので、この通りテーパーはきれいな状態です。

こちらが今回使用するピストンとシリンダーです。ピストンはワイセコφ73ミリ、シリンダーはビッグボア用スリーブに交換してボーリングしたものです。このままφ74ミリまでボアアップ可能です。
カタログ圧縮比は10.25:1で、ワイセコの標準的なものです。パッケージなどはリニューアルされていますが、ピストン自体は古い設計のままのようです。
手狭のガレージから持ち帰っていただいた車体をエンジンを積むので持ってきていただきました。4か月ぶりに復活します。
作業し易いよう、今回もエンジンは腰下のみ組んだ状態で車載します。
部品が揃ったので4か月ぶりにエンジンの組み立てを開始します。クランクケースはミッションベアリングの締め付けが緩くなっていたので、別の程度のいいケースに交換し、セラコートで塗装しました。
ケースのネジ穴は、ブラストのメディアなどが残っていないか、全てにタップを立ててチェックします。