ヘッドとシリンダーの加工がそろそろ終わるころなので、エンジン腰下の準備を進めておきます。エンジンはセラコートし、ノーマルと同じ部分をポリッシュ仕上げにしてあります。

塗装の工程でサンドブラストされているので、ネジ穴は全てタップでさらい、内部にメディアの残りが無いか確認します。メディアが数粒でも残っていると、ボルトを締め込んだ際に噛み込んで締められなくなるトラブルが発生するものです。

ヘッドとシリンダーの加工がそろそろ終わるころなので、エンジン腰下の準備を進めておきます。エンジンはセラコートし、ノーマルと同じ部分をポリッシュ仕上げにしてあります。
塗装の工程でサンドブラストされているので、ネジ穴は全てタップでさらい、内部にメディアの残りが無いか確認します。メディアが数粒でも残っていると、ボルトを締め込んだ際に噛み込んで締められなくなるトラブルが発生するものです。
サイドスタンドが破損しているので、この機会に脱着式に変更します。
以前傾きを修正した純正サイドスタンドでしたが、ボルト穴の近くで割れてしまっています。
約2ヵ月かかってエンジンの塗装ができました。チェックのためとりあえず積み重ねてみました。今回の塗装はセラコートで、塗膜が薄いので純正と同じような質感、且つ塗膜は強靭です。
バフ仕上げも同時に施工しています。エンジンはこのあとスリーブ交換とシリンダーボーリングを施工します。
シールキットが入荷したので、フルードが漏れていたAPのフロントマスターをオーバーホールします。全体の作業はエンジン塗装の完成待ちといったところ。
分解したマスターと、入荷したシールキット、それからシリンダー内面研磨に使うフレックスホーンです。
フロントのロッキードマスターにフルード漏れがあるとのことで、リペアパーツ発注すべく、分解点検してピストンサイズを確認します。
現状は、レバー軸の辺りにフルードが付着していますね。