転倒での破損ヶ所の修理とエンジンからのオイル漏れ修理、その他メインハーネスの更新などのご依頼です。前後S1ローターと鉄S1スイングアームなどは2016年に弊社で取付を行った車両です。

転倒は主に右前側にダメージが多いようです。ヘッドライトレンズが割れ、ウインカー、ライトステー、タコメーターなども破損しています。フォークが曲がっているかもしれません。ブレーキローターは引っかかりがあるので曲がっているもよう。

転倒での破損ヶ所の修理とエンジンからのオイル漏れ修理、その他メインハーネスの更新などのご依頼です。前後S1ローターと鉄S1スイングアームなどは2016年に弊社で取付を行った車両です。
転倒は主に右前側にダメージが多いようです。ヘッドライトレンズが割れ、ウインカー、ライトステー、タコメーターなども破損しています。フォークが曲がっているかもしれません。ブレーキローターは引っかかりがあるので曲がっているもよう。
先日クラッチハウジングを交換した際に、それでもアイドリングでのガタガタという異音が収まらなかったので、今度はカムチェーンテンショナーを交換してみます。
前回はよく見ていなかったのでですが、改めてクランクをレンチで正逆転してみると、カムチェーンの弛みによるバックラッシュが大きく感じられます。正転から逆転に向きを変える時に、カムチェーンが戻ってしまうと少しだけ空回りします。古い純正カムチェーンでは良く起きる現象です。アイドリングではクランクシャフトの回転変動が大きいので、バックラッシュが大きいと異音が発生し易いです。
今回は、スロットル開け始めのフィーリングが良くない古いTMRキャブをCRキャブに変更します。合わせてハンドル周りも小変更します。
今回交換する主な部品はこちら。キャブはビトーのCR33、ハンドルはAREAのスーパーバイク、お持ち込みの1000R純正フロントマスター、純正クラッチレバーホルダーとクラッチレバーはZ1300純正新品です。
希少なフルコピータイプのS1スイングアーム修理のご依頼です。手前がその現物です。各所にクラックや大きな削れ、凹みなど多数あります。
特に致命傷なのはエキセントリックハウジングのクラックです。左側は上側が一度破断して溶接修理されています。
タンクはこちらの加工済み品を使います。製作元は不明で、ブリーザーとWコック用ニップルが付いています。
塗装後未使用で内部にゴミが残っているので、ガソリンで洗浄します。