新品のCRキャブが入荷するまで、仮のCRキャブで調整を進めます。
ハイスロを分解し、リール径の確認と給油をします。
エンジンを始動してみると、アイドリングは安定していますが、
1番キャブから高頻度でバックファイヤーします。
その動画がこちら。
以前のTMキャブの時も走行中にずっと出ていたバックファイヤーはこれでしょうか。
あれこれ点検し、一見新しそうな点火プラグを交換することに。
1番はやはりカブリ気味のようです。
プラグを新品交換した後がこちら。エンジンは正常になりました。
少しレーシングするとマフラーから白煙が出ます。
マフラー内にも失火でたまったオイルが堆積しているようです。
タコメーターは信号の取出しを既存の線であるプラグコード巻き付けから、
IGコイル1次側プラス端子に変更し、正常に動作するようになりました。
フレームとエンジン・キャブの位置関係はこんな感じです。
タンクはキャップを開けた時にかなりの内圧上昇を感じていたので、
付いていたチェックバルブを点検します。
ホースを咥えて息を吐いたり吸ったりしてみます。
タンクへの吸い込み方向は抵抗なくOKですが、タンクからの排出方向は、内部のチェックバルブの動作が不規則なようで、場合によっては抵抗があり過ぎます。
そこで手持ちのチェックバルブに交換します。
バイクの場合は、エンジン熱でタンク内圧が急上昇することもあるので、
一定の逃がしの能力のあるチェックバルブがいいでしょう。
タンク内圧が高くなり過ぎると、キャブの油面が狂う原因にもなります。
準備ができたので試運転に向かいます。
スピードメータの誤差は、スマホのスピードメーターアプリで公正します。
最近は直ぐに氷点下になるので、日が落ちる前にガレージ周辺でチェックです。