モトマーチンZ F様 チェック走行

スピードメーターセンサーが入荷したので取り付けます。

 

設置場所は以前と同じくフロントホイールです。

ローターボルトに埋め込んだマグネットをセンサーで拾います。

ブラケットは既存の物に追加工して流用しました。

 

走行前に灯火類のチェックをしたところ、ブレーキランプが点きません。

 

今度はタンクを外して配線を調べます。

テスターであたってもどこにも異常は発見できず。

自然と正常に戻ったので、とりあえず様子を見ます。

 

メーターのチェックなどに向かいます。

 

走行中、タコメーターが不調です。

アイドリング+αまでは動作しますが、それ以上は反応しません。

キャブも終始オーバーフローするようなので、走行もフィーリングも思ったように確認できません。

 

一旦ガレージに戻ります。

 

オーナーさんと相談の結果、キャブは変更することに。

 

現状はTMキャブです。

 

キャブを外します。

 

インシュレーターも劣化しているので交換します。

 

取り付け面の古い液体ガスケットを丁寧に剥がします。

 

剥がしたらオイルストーンで面を仕上げます。

 

準備完了。

 

新品のインシュレーターを取り付けます。

 

キャブは実績のあるCRにすることに。

とりあえずデモ車から外したCR33を使って取り付け確認します。

以前メンテしたモトマーチンもそうでしたが、

標準のロングファンネルは付かないはず。

 

1番4番はロングファンネルが付きますが、

 

2番3番はサス受けのブラケットに干渉するので付きません。

 

以前メンテしたのはこちらのモトマーチンです。

 

こちらはCR33と純正ショートファンネルの組み合わせでした。

2番3番のファンネルは、外周の一部だけ干渉するので、

少しカットするだけで装着できました。

今回もショートファンネルを手配します。