Z1000J M.H様 スピードセンサー取り付け

手配していたφ20ミリのZZR1100C純正リヤアクスルが入荷しました。ZRX400スイングアームの幅に合います。

エキセンは現在手に入るダエグ純正で、ブラックアルマイトされています。

 

仮組だったリヤ周りを外します。

 

ダエグのエキセンを取り付けるとこんな感じです。

 

ZZR1100のアクスルが長さピッタリです。

 

ショックがフルボトムすると、左ステップ裏のフレームに干渉します。

 

フレーム側を削って逃げを作ります。

 

このショックの場合、ストローク分を引くとフルボトムでここまでスイングアームが上がります。

 

干渉も無くなりこれで大丈夫です。

 

右のヘルメットホルダーとリザーバータンク上部とのクリアランスは狭いですが、こちらもフルスボトムでも大丈夫でした。

 

今回チェーンラインは6ミリオフセットします。リヤはスペーサーで。

 

フロント18Tに合わせ、リヤスプロケは46Tです。

 

スピードメーターセンサーは、フロントホイールからアウトプットシャフト側へ移設します。誤差が出るのでスピードヒーラーを入れて補正します。

 

センサーはこちらのパナソニック製近接スイッチを使います。シールドタイプなので水やホコリに耐性があります。

 

スピードヒーラーとセンサーのハーネスを製作します。接続先はトリップメーターです。

 

フロントスプロケにはスピードセンサー用のトリガーを付けるので、ボルトは長い高張力ボルトに交換します。

 

真ん中の鉄板製のトリガーを挟んで厚いワッシャーを介してスプロケを抑えます。

 

新しいチェーンを取り付けます。

 

フロントスプロケボルトはネジロックを塗布して組付けます。

 

締め付けは規定トルクでしっかりと。

 

トリガーはこんな感じ。1回転で2信号出ます。

 

センサーはブラケットに固定します。

 

センサーをセッティングするとこんな感じです。

 

スピードヒーラーはシート下に設置。

 

タンクを外す際、燃料センサーのカプラーが外れず、配線が抜けてしまいました。

 

両側のカプラーは新品交換しておきます。

 

組付けはこれで全て完了です。あとは実走してスピードメーターの校正をします。