ペンスキーリヤショック製作のためにデータ取りに出していた元のリヤショックが戻ってきました。
バネレートは11.5kg/mm、全長やその他のオーダー寸法もこちらの指示通りで成立しそうで、ペンスキーの納期は約4週間とのことです。
転がし用のザックスショックからこのショウワのショックに付け替えます。
ペンスキーの完成まで、またしばらくこのショックで走行していてください。
STACKメーター取り付けの続きです。
スピードセンサーのブラケットができたので取り付けます。
場所はキャリパーボルトの裏側にナット止めです。キャリパーを外して作業します。
センサーを取り付けるとこんな感じです。
既存のメインハーネスは何かの社外品を流用しているようですが、改造か所が多岐にわたり、なお且つ複雑で回路が非常に解り難くなっています。
配線の色もカワサキ純正とはかなり異なり、何かあった時の故障探求もままなりません。
そこで、メインハーネスはZ1000-R2の純正品に交換することにしました。既存のメインハーネスを外します。
Z1000-R2純正ハーネスを準備します。
各スイッチとのインターフェースが異なるので改造します。
改造はできるだけシンプルに、配線の色も変えないように行います。
ヘッドライトリレーハーネスへの接続は、大きな3極カプラーを止め小型の110端子に変更。
イグニッションスイッチとの接続は、スイッチの回路を解読してメインハーネス側に合わせます。
端子はメインと同じ250型に変更。
左右のハンドルスイッチとの接続も、複雑に分岐されているので修正します。
フロントウインカーへの配線は、車体に合わせて最短ルートに変更。
レギュレーターへの配線は、サブハーネスを省略してカプラーの雄雌を逆転させて直結へ。
一通りの配線の改造が済んだので、電源を入れて動作チェックします。
回路の再構築やルートの最適化にここまで約6時間かかりました。
シンプルな結果を得るには複雑な検討と実現までの長い過程が必要になるものです。