カムを取り付けます。
トルクレンチを掛けるとほとんどのボルトにトルクが掛かりません。
分解前の確認時には掛かっていました。
再びカムを外します。
養生してヘリサートタップを立てます。
ヘリサートを挿入します。
片側7ヶ所にヘリサートを追加、トルクが掛かることを確認します。
反対側も点検の結果、エキゾースト側4ヶ所を修理することに。
ヘリサート修理が終わり、カムチェーンテンショナーを点検します。
特に問題無いので、プランジャーを縮めて取り付けの準備をします。
バルタイを合わせてカムを取り付けます。
取り付け後はクランキングしてスムーズに回ることを確認します。
ヘッドカバーを取り付けます。
念のため、オイルパン内も点検します。
ガスケットは古い物でしたが、スラッジの堆積はほとんどありませんでした。
少ないスラッジの中には米粒大の異物が少々。
エンジンも下から覗いて点検します。
先日の走行でギヤ抜けなどはありませんでした。
実際に、ギヤやドグなどは比較的きれいな状態です。
オイルストレーナーには繊維状の異物が付着しています。
オイルパンとオイルポンプを洗浄して組み付けます。
キャブを取り付けて本日は終了です。