ジェネレーター周りを取り付けます。
今回、カバーはお持ち込みの加工カバーに交換します。
ステーターコイルを外します。
グロメット部の古いシリコンボンドを剥がして完全脱脂します。
スタータークラッチの締め付けトルクを確認します。これは問題無しです。
スターターギヤのローラー面はやや圧痕がありますが、滑っていなかったのでまだ使用範囲でしょう。
ダンパーは薄いので新品交換します。
クランクにワッシャーとベアリングをセットし、テーパー面は脱脂します。
ローターを嵌め、ボルトはネジロックを塗布しておきます。
ローターの締め付けは、規定トルクでしっかりと。
ジェネレーターカバーを取り付けます。
ジェネレーター配線のギボシは熱で交換しているので交換します。
フロントは元々オフセットスプロケでしたが、リヤホイール側のチェーンラインを確認するとノーマルだったのでフロントもノーマルオフセットに変更します。
スプロケの締め付けトルクは、やや強めの13kg・m程度でしっかりと。
チェーンラインがノーマルになったので、干渉しそうなカバーボルトはボタンヘッドに変更します。
スターターケーブルのブーツが破れていたので交換します。
プラグコードは必要以上に長いですね。
適正な長さに修正します。
クラッチレリーズを止める柱の内、この1ヶ所は長さが合っていませんでしたが強引に締め込んでありました。
ワッシャーを入れて調整しておきます。
チェンジリンクのボルトはトルクが高いので、純正の9Tボルトに変更します。
マフラーを取り付けます。フレームの太いMk2には少々フランジのきついマフラーのようで、修理してM8スタッドボルトに戻したために取り付けはかなりきつい感じです。
ナットの締め付けは、こんな薄手のユニバーサルソケットが無いと困難です。
エキパイが付きました。
完成まであと少し。