ヘッドを分解点検します。ガラスビーズのメディアが至る所に残留しているので、それが気がかりです。
ガイドのガタも少なく、状態はいいようです。止まりのネジ穴の多くにはガラスビーズが若干残っていました。
燃焼室のカーボンを落とします。
バルブのカーボンを落とします。
最初の洗浄終了。止まりネジ穴にはガラスビーズがまだあるので、更にしつこく洗浄します。
外さないで作業していたツインプラグ用の追加プラグですが、どうやら座面が密着していないようです。ガスケットが固定されていません。
その動画がこちら。座面のワッシャーがエアで動くのがわかります。
プラグを外してみると、ネジの根元にストレート部がある特殊形状のプラグでした。ガスケットも潰れていないのがわかります。排気漏れの痕もありました。
まだ何か残っています。
これがエア圧で動いていたスペーサーのようです。
このようにスペーサーが入っていました。ネジ部の不足を補う目的でしょうか。それでもまだ厚みが足りていません。
プラグのネジヤマは口元まで切られているので、入り口が少し潰れています。
スペーサーは4本とも入っていました。
特にリーチを調整するほどシビアでもないので、NGKのサイトからこのプラグネジ形状に適合するプラグを探します。
下がNGKプラグの品番の説明です。
表からCR8ESがちょうどいいようなので発注します。
因みに、CR8ESはCR8EBのリーチが短いものです。右が付いていた物。
カムホルダーネジのトルクも問題ありません。