フロントマスターが入荷したので交換します。
既存のAP製マスターを外します。
傷んだネジ部はこんな感じ。インチの3/8ネジにメートルのピッチ1.25ボルトをねじ込んであったので、口元から1センチ程のところまでネジが傷んでいます。この状態で走っていたので元の構成にすれば使えそうですが、解った以上は安全のため交換するしかありません。
新しいマスターを取り付けます。銘柄はニッシンの一番スタンダードなタイプで、シリンダーサイズは純正と同じ5/8インチとしました。
付属のリザーバータンクステーは、少し短くして取り付けます。
できるだけメーター視認の邪魔にならない位置としました。
先に途中まで作っておいたブレーキホースを現車に合わせて長さを決めてカットします。
カバー代わりに内径φ9ミリのビニールチューブを通し、当時風な感じに仕上げます。
出来上がったホースはこちら。
ホースを取り付け本締めします。
キャリパーを外してダミーローターを挟み、バキュームポンプでフルードを真空引きします。
フルードがキャリパーまで達したら、ブリーザーを上に向けてエア抜きします。
キャリパーを取り付け本締めします。ノーマルのガイドに通せるレイアウトなので、純正のダンパーを付けておきます。
完成形はこんな感じです。
再度エンジン始動チェック。アイドリングも安定しており、エンジンは気になる異音も特にありません。メーター中央のワーニングランプもキャンセルできました。燃料計とオイルレベルインジケーターは正常と思われます。左端のボタンを押すと、タコメーターが電圧計になるので、B2のメーター以外に便利です。
今回外した部品がこちら。結構な量を更新しましたが、これでかなり整ったと思います。