カムホルダーネジは、1ヶ所トルク抜けしているので全て点検します。
既にヘリサートが入っているのが2ヵ所。その内1ヶ所がトルク抜けの場所でした。なので他も全てヘリサートを入れることにします。先ずは6ミリドリルで下穴を開けます。
残り15ヵ所にヘリサートを入れるので、ヘリサートタップでネジ切しておきます。ヘリサート挿入は内燃機加工の後にやる予定。
新品の純正バルブを準備し、バルブシートカットと面研を行うので内燃機屋さんに送ります。バルブを一緒に送る理由は、シートカットしてステム高さが高くなり過ぎた場合、極端に薄いシムを使わなくてはいけなくなります。それを避けるために必要に応じてステムエンドをカットしてもらうためです。
その他のエンジン部品は、塗装の準備のためガスケットを剥がしてスタンバイしておきます。
クランクのロアーケースからはシフト機構を外しておきます。
ガスケットを剥がします。
剥がしたあとはオイルストーンで面修正します。このあとヘッドやシリンダーなどが内燃機加工から戻ってきたら、エンジン部品はまとめて塗装に出します。
メーターも修理とレストアをします。
スピードメーターは針の振れが大きいのでオーバーホールを実施、合わせてカバー類は塗装してレストアします。