ワークスバックステップ用の削り出し部品の製作が終わりました。構成部品はこんな感じです。
ペダルは溶接で組み立てます。
ペダルとチェンジリンクが完成しました。
溶接用ボスとステップを治具にセットします。
それをフレームの所定の位置にセットします。
ステップボスをフレームに溶接します。
ステップを仮付けします。
リヤ周りを復元します。
リヤショックは今回用意したナイトロンR3ステルスツインのGREEN GARAGE仕様です。スプリングはオーナーさんのお好みでターコイズです。
ナイトロン用のリヤショックマウントカラーを準備してフィッティングします。ナイトロンのマウントはピロボールです。このようなカラーを介してマウントされますが、フレーム側マウントピンの付け根には結構大きな角（すみ）アールがあるので、このまま付けるとアールに乗り上げてしまいます。
このように角アールに当たってカラーはフレームに密着しません。このような場面はよくあるので、よく構造を理解して必要な処置をする必要があります。
今回は面取りしたワッシャーを先にセットし、角アールを回避します。
面取りがある方をフレーム側にするとピッタリ密着します。
ナイトロンをセットします。外側のカラーはマウントピンの段付きより飛び出すようにし、ナットの締め付け力はカラーに直接かかるようにします。
スペーサーを介してナットを取り付けます。これでミニマムな取り付けフィッティングです。
左側はリヤショックを外側にオフセットさせるので、先にスペーサーをセットします。こちらも面取りのある方をフレーム側にします。
左側のリヤショックを取り付けます。
下側はサス受けを10ミリワイド化してあり、内側にスペーサーを入れて組み付けます。
これでオフセットされたチェーンラインに対して更にクリアランスが取れるようになっています。
マフラーを仮組します。
マフラーをカチ上げする場合は、ブレーキペダル後端とのクリアランスが決め手となります。
この状態でメインパイプのカット部分を溶接で仮付けします。
マフラーを外して全周溶接します。
サイレンサー用のステー取り付け点をステッププレート下部にも設置します。
サイレンサーをセットし、サイレンサー側のステーを現車合わせで製作、溶接で仮付けします。
サイレンサーを外してステーを全周溶接します。
最終の取り付け確認をします。
エンジン下はこんな感じ。
マフラーエンドはこんな感じです。このあとはエンジン下ろしと続きます。
