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Z1000J2 Y.H様 ワークスS1仕様 レース対応処置と試運転

 

レース対応処置の続きです。リヤスプロケの前に、ガードを取り付けます。これは転倒時に手や足がスプロケットに巻き込まれるのを防止する役割があります。

 

スイングアームの内側に取り付けるので、リヤホイールを外して作業します。

 

取付位置にマークします。

 

ナットサート用の下穴を2個開けます。

 

ナットサートを取り付けます。

 

ガードを低頭ボルトで取り付けます。

 

後ろから見るとこんな感じ。

 

ホイールを復元します。

 

チェーンとのクリアランスはこのくらい。

 

続いてタイトコーナーのあるコースに合わせて、ギヤ比を大きくします。今回はフロントを18Tから16Tに落とします。

 

使用するスプロケットの都合で、裏側にスペーサーを入れます。

 

オフセットスプロケットを取り付けます。スプラインが少し見える状態が正解です。

 

ロックワッシャーをセットします。

 

ナットを締め、ロックワッシャーを折り曲げます。

 

TOTでは前後アクスルシャフトの固定部はワイヤリングが必要です。エキセントリックの場合はクランプボルトにもワイヤリングします。

 

アクスルシャフトはベータピンで抜け止めとします。

 

エンジンドレンボルトもワイヤリングしますが、キャッチタンクのドレンにもワイヤリングします。

 

フィラーキャップにもワイヤリング。

 

一通りの組み立て作業が終わったので、ガレージ周辺で軽く試運転します。

 

このあとロングの試運転ができるよう、キャブのスロー系も調整しておきます。

 

その後高速道へ。

 

エンジンは慣らし中なので、初めはMAX4000rpmで走ります。

  

APマスターに変更したフロントブレーキもいい感じです。キャブセッティングもこのままでエンジン慣らしは走れそうです。

 

今週後半から暖かくなるので、それに合わせて慣らしを300キロほどする予定です。

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