継続車検のご依頼です。灯火類などの簡単な点検後、車検ラインを通します。
何も問題無く無事に合格。車検場へは自走で往復し、機関の状態もそこでチェック。エンジンその他の動作系も問題無いようです。
ガレージに戻り残りの整備をします。先ずはエンジンオイルとフィルター交換。マフラーはKERKERのトグロ管なので、そのままフィルターまで交換可能。便利ですね。交換時にマフラーに付いたオイルは、後で丁寧に脱脂しておきます。
ブレーキフルードも交換します。APキャリパーの場合は、ブリーザーの位置が奥まっており、車載ではアクセスしにくいので、キャリパーを外してダミーローターを挟んだ状態で作業します。
リヤブレーキも同様に、キャリパーを外して作業します。
リヤのフルード交換で通常より深く踏み込んだ際、ペダル奥のナット部分がスイングアームに干渉することが発覚、前回PMCの丸鉄ワイドスイングアームに交換した際に確認不足でした。
ペダルを分解し、スペーサーを3ミリほど旋盤で切り詰めます。
これでクリアランスが確保できました。
エア抜き時にフルストロークするとここまで入ります。
バッテリーは4年使って更新するとのことで、今回はショーライの最小サイズを使うことに。
隙間をスポンジで埋めて搭載します。
上には干渉のためスポンジマットを敷いてあり、広いラゲッジスペースとなっています。