エンジンの加工が終わったので組み立てに入ります。
今回の変更は排気量アップが主な内容なので、加工したのはシリンダーとクランクケースアッパーのみです。それ以外は1年半前に車両を製作した際に全て手を入れているので、基本的に元の部品を継続使用します。
φ76ミリビッグボアと肉厚のあるICBMのアルミスリーブに合わせ、クランクケースボーリングも実施しています。デッキ面の荒れもあったので今回ケース上面面研も追加しました。
ケースボーリングの様子はこんな感じです。スリーブ外径プラス1ミリで削ってあります。
加工のため外してあったシリンダースタッドを取り付けます。
ケースを反転させ、クランクを組み付けます。
ミッションギヤをセットします。
ロアケースを合体します。
オイルポンプを取り付けます。ポンプはトロコイドタイプです。
オイルパンを取り付けます。
腰下本体が組み上がりました。
エンジンがまだ軽いこの状態で車載します。
エンジンをフレーム内に入れます。
避けてあったオイルホースを元のルートに通します。
エンジンを定位置まで下げマウントを締め付け固定します。
エンジン以外のメニューも含め、3月完成を目指して進めます。