Z1R1 T.K様 リヤインナーフェンダー製作

 

既存の脱着式サイドスタンドは、弊社でいつも使用しているタイプに変更します。素材はZXR250純正です。

 

元のは少しきゃしゃなので、サイドスタンドで立てると少したわむ感じでした。長さも少し短めで角度がきつくなっていました。ZXR250の方が合いそうです。

 

不要なステーを削除し、塗装します。スプリングとボルトなどは新品交換します。

 

フレーム側の取り付けピッチが異なるので、一部を切り欠いて合わせます。

 

仮組します。少し跳ね上げが足りないようですね。

 

ストッパー部分を少し削除し、跳ね上げ量を調整します。

 

再度塗装して取り付けます。安定化のため前方への角度も少し増しました。

 

跳ね上げるとこんな感じ。

  

上から見るとこんな感じ。コンパクトに収まっています。

 

後ろから見るとこんな感じ。バンク角も問題無いでしょう。

 

続いてリヤのインナーフェンダーを製作します。先ず条件の確認、リヤショックのフルボトム状態までスイングアームを持ち上げます。取り付け長からストローク分引いた距離にすればOKです。

 

フルボトムだとここまでタイヤが上がってきます。150/70タイヤだとリヤショックの付いているダウンチューブより内側にタイヤが入ることがわかります。

 

タイヤとの干渉がないよう、ダウンチューブの前側に設置します。厚紙で切り貼りしながら形状を決めます。

 

形が決まったら2ミリ厚のジュラルミン板から切り出します。

 

幅が広い板なので、上下に分割として設計。脱着はこのように横から行います。

 

フレーム側に取付穴位置をマークします。

 

フレームに穴をあけ、ナットサートを取り付けます。

  

下側のパネルが付きました。

 

上側のパネルを現車合わせで形を決めます。

  

上側のパネルを切り出します。

 

インナーフェンダーを取り付けます。