スカチューンからサイドカバーのあるノーマル外装に変更します。同時にカラーも変更するので、A4カラーに塗装済みのドレミ外装セットを用意しました。
合わせてリヤショックも更新となりました。ブランドは同じナイトロンですが、今回使うのは弊社仕様のリザーバータンク付きR3モデルです。スプリングも2色塗分けとしてダブルスプリングのイメージに。
レイダウンされたアッパーマウントのネジは6ミリと細いので、取り付けはロックタイトを併用します。
ショックの自由長は少し長くなり、ジャッキアップだとリヤが高くなりますが、1人乗りに特化した仕様なのでプリロードは少な目にしてあり、1Gサグで1/3ストローク沈むセッティング。滑らかに良く動くリヤサスとなります。
左はチェーンの逃げで5ミリだけオフセット。
右はオフセット無しです。
外装はこちら。A4カラーに塗装済みのドレミ製新品のセットです。
現状はスカチューンなので、電装系はシート下とテールカウル内に全て収まっていますが、今回サイドカバー付きのノーマル外装仕様となるので、電装系はサイドカバー内に移設し、テールカウル内とバッテリー上部はラゲッジスペースとして確保します。
ラバー類はほぼ全て純正新品がまだ入手できるので交換します。
テールカウルを仮付けします。がらっとイメージが変わりました。
サイドカバーのエンブレムは、純正新品が無いのでPMC製を使います。
取り付けは純正同様スピードナットです。
サイドカバーのステーは削除されているので、今回新たに溶接して取り付けます。
取り付けイメージはこんな感じ。
タンクはこちら。キャップは既存のものを移植します。
裏側にはガソリンの赤っぽい色が付いているので洗浄します。
ガソリンの汚れはシンナーで落とせます。
Oリングなど小物は新品交換します。
新しいタンクに取り付けます。
タンクエンブレムは純正新品を使います。
コックは同じピンゲルを使いますが古いので更新します。
大型車用にガソリン流量を確保するため、3/8NPTネジのタイプを使います。そのままでは付かないので、コックの穴を拡大します。
アダプターの穴に合わせ、取付位置をマークします。
穴を開けたゴム栓からエアーを送り、これをキャップの穴にはめて切粉が内部に入らないようにします。
エアが勢いよくコックの穴から吹き出します。
リューターで穴を拡大します。
拡大後はこちら。
コックが入ることを確認します。
ガスケットに耐ガソリン性の液体ガスケットを塗布します。
アダプターを付け、ネジ部にシールテープを巻いたコックを取り付けます。
車載でコックの向きを確認します。
シートダンパーも劣化しているので4個とも新品交換します。
ダンパーを外します。
新品ダンパーを取り付けます。
まだ仮付けですが、完成イメージはこんな感じです。