Z1000Mk2 K.Hi様 ナイトロンR3リヤショック 外装交換3/8ピンゲルコック取り付け

 

スカチューンからサイドカバーのあるノーマル外装に変更します。同時にカラーも変更するので、A4カラーに塗装済みのドレミ外装セットを用意しました。

 

合わせてリヤショックも更新となりました。ブランドは同じナイトロンですが、今回使うのは弊社仕様のリザーバータンク付きR3モデルです。スプリングも2色塗分けとしてダブルスプリングのイメージに。

 

レイダウンされたアッパーマウントのネジは6ミリと細いので、取り付けはロックタイトを併用します。

 

ショックの自由長は少し長くなり、ジャッキアップだとリヤが高くなりますが、1人乗りに特化した仕様なのでプリロードは少な目にしてあり、1Gサグで1/3ストローク沈むセッティング。滑らかに良く動くリヤサスとなります。

 

左はチェーンの逃げで5ミリだけオフセット。

 

右はオフセット無しです。

 

外装はこちら。A4カラーに塗装済みのドレミ製新品のセットです。

 

現状はスカチューンなので、電装系はシート下とテールカウル内に全て収まっていますが、今回サイドカバー付きのノーマル外装仕様となるので、電装系はサイドカバー内に移設し、テールカウル内とバッテリー上部はラゲッジスペースとして確保します。

 

ラバー類はほぼ全て純正新品がまだ入手できるので交換します。

 

テールカウルを仮付けします。がらっとイメージが変わりました。

 

サイドカバーのエンブレムは、純正新品が無いのでPMC製を使います。

 

取り付けは純正同様スピードナットです。

 

サイドカバーのステーは削除されているので、今回新たに溶接して取り付けます。

 

取り付けイメージはこんな感じ。

 

タンクはこちら。キャップは既存のものを移植します。

 

裏側にはガソリンの赤っぽい色が付いているので洗浄します。

 

ガソリンの汚れはシンナーで落とせます。

 

Oリングなど小物は新品交換します。

 

新しいタンクに取り付けます。

 

タンクエンブレムは純正新品を使います。

 

コックは同じピンゲルを使いますが古いので更新します。

 

大型車用にガソリン流量を確保するため、3/8NPTネジのタイプを使います。そのままでは付かないので、コックの穴を拡大します。

 

アダプターの穴に合わせ、取付位置をマークします。

 

穴を開けたゴム栓からエアーを送り、これをキャップの穴にはめて切粉が内部に入らないようにします。

 

エアが勢いよくコックの穴から吹き出します。

 

リューターで穴を拡大します。

 

拡大後はこちら。

 

コックが入ることを確認します。

 

ガスケットに耐ガソリン性の液体ガスケットを塗布します。

 

アダプターを付け、ネジ部にシールテープを巻いたコックを取り付けます。

 

車載でコックの向きを確認します。

 

シートダンパーも劣化しているので4個とも新品交換します。

 

ダンパーを外します。

 

新品ダンパーを取り付けます。

 

まだ仮付けですが、完成イメージはこんな感じです。