Z1R1 T.K様 メインハーネス製作

 

メーター本体はオーバーホールして新品同様にきれいになったので、裏カバーも新品交換します。

 

塗装し直してもいいのですが、安価にしあがるのでPMC製に交換します。

 

カバーを取り付けます。

 

続いてメインハーネス。今回車両はスカチューンとなります。既存のメインハーネスは古く、改造も多いので、この機会に新品交換します。素材は信頼性のあるZ1000-R2純正新品を使います。

 

大型オイルクーラー装着車なので、ハーネスはJ系カスタム同様にスリム化します。先ずは被覆を剥がして2分割します。この際は配線を切らない範囲で行います。

 

テープでとじでスリム化終了です。艤装時はこの上にコルゲートチューブを巻きます。

 

続いて車両に合わせて配線接続部の改造です。先ずは純正新品交換したFX1用イグニッションスイッチに合わせて、カプラーの配線ロケーションを変更します。

 

メーターへの接続は9ピンカプラー1個へ変更します。

 

その他、ウインカーの接続を一般的なギボシへ変更。サブメーター用の電源取出しも追加します。

 

ハンドルスイッチはとの接続は、左はスターターロックアウトスイッチをキャンセルして繋ぎます。右は汎用のOWタイプなので、カプラーをメインに合わせて6ピン+4ピンに改造します。あわせてウオタニユニット用電源も取り出します。

 

メインハーネスの基本的な改造が終わりました。あとは現車に合わせて各ユニットとの位置関係をみながら、追加の延長ハーネスなどを作っていきます。

 

エンジンはツインプラグのため、ウオタニのコイルは4個付いています。専用のハーネスは既に改造されていたので、こちらは新しいツインプラグ用ハーネスから新たに作ります。

 

車体に主な電装ユニットを配置してみます。ショーライの小型バッテリーとETC車載器はテールカウルる内に、その他はシート下に新たに電装パネルを設置してその上に配置する予定。横から見るとフレームに隠れてほぼ見えなくなる算段です。イグニッションコイル4個の行き場が難しく、せっかくのツインプラグなので、シート下電装プレートの下側にマウントし、コイルだけはあえて魅せる仕様にしようと思います。