ノーマルキャブの不調という判断から、キャブ交換になりました。
外装を外します。
ノーマルキャブとエアクリーナーBOXを外します。
合わせてハンドルも交換するので外します。
右下のハンドルクランプネジ穴が汚く修正されていました。
一応締まりますが、ネジ穴が斜めに成形されているのでこのステムは交換をお勧めします。このステムはオフセット60ミリの北米仕様なので、18インチホイールにはマッチングは悪く、倒し込みの際にセルフステアに違和感が出ます。交換する際はヨーロッパ仕様のオフセット50ミリ品にすることを強く推奨します。
一応タップを立てて修正しておきます。
CRキャブになるのでハイスロットルも取り付けます。ケーブルには潤滑用にエンジンオイルを10滴ほど垂らしておきます。
ツーリングメインなので、ハイスロのリール径はφ36ミリと小さめをチョイス。
ハンドルはAREA製スーパーバイクハンドルを使用。よほどの好みが無い限り、このハンドル一択です。
CRキャブを取り付けます。
スロットルケーブルは、初めノーマルと同じ側の右側に通しましたが、少し曲がりがきつくなってスロットル操作が渋くなりました。
そこでメインハーネスとケーブルのレイアウトを左右入れ替えます。これで定番のレイアウトとなりました。
ハイスロに合わせてハンドルスイッチも薄型のOW化します。カプラーはメインハーネス側に合わせて改造します。
カプラー改造後はこちら。
ネック周りの配線を固縛します。
ヘッドライトケース内はこんな感じ。もともと窮屈なので、ヘッドライトリレーはバッテリー側にあるタイプがお勧めです。
キャブ後方隔壁も追加します。
ブリーザーホースも90°タイプを装着。
ノーマルコックを使うので、キャブホルダーに負圧取出し用のニップルを取り付けます。
エンジン不調点検の際にプラグを新品化しましたが、プラグは問題無いということで既存のプラグに戻そうとしたところ、プラグホールのネジ山が無いことに気が付きました。
プラグを外す際にネジ山にせん断されたネジが残っていなかったので、このネジ破損はだいぶ前から存在したようです。今回はもうトルクがかからないので、このあとヘリサート修理する予定。