ヘッドライト周りの改修です。
傷んだメーターダンパーを交換します。使う部品は現在アマゾンなどで入手できるこちらのゴム製メーターダンパーです。形状は純正品とよく似ていますが、材質は純正のスポンジに対してゴム製なので、車体からの振動の伝わり方は若干多いようです。
純正のメーターダンパーは古くなるとこのように溶けたようになって痩せてきます。
スクレッパーを使ってメーターからはぎとります。
サンドペーパーなどで残りのカスを取って仕上げます。
新しいダンパーを合わせてみます。フィット感は純正同様です。
ライトケースとライトステーは、オーナーさんお持ち込みの純正品に変更します。
色あせていたので軽く塗装します。
ライトリムもサビが多いので刷毛で塗装します。
塗装後はこちら。フォークにはめるリング類も全て揃っていました。
カウルステーはPMC製を使います。材質はスチールです。
車両はJ1で、ステムのオフセットが60ミリタイプなので、PMCのステーはメーターブラケットのボルトに干渉してこのままでは付きません。
干渉部分を5ミリほどカットします。
これで取付可能になりました。
ロアーステーはノーマルのブレーキホースコネクターの穴位置と合いません。
代わりにアルミスペーサーを使って取り付けます。
戻り不良で内圧が残る不具合のあったフロントマスターですが、オーバーホール用部品が無いのでマスターごと現行新品に交換します。
ホースをつないでエア抜きします。
フロント周りのR1化、だいぶ進みました。