FRPタンクのためシートは今回小加工が必要になりました。タンク後ろのベロとの干渉を避けるため、前側をスペーサーで少し持ち上げます。

スペーサーを取り付けるとこんな感じ。

シートベース前端も少し逃げを作ります。

チリ合わせでテールカウルを上げているため、ボルトとの干渉を避ける逃げも作ります。

シートロックのかかりがややきついため、ロックもスペーサーでほんの少し上げます。

シートの準備ができました。

シートフィッティングOKです。

今回ホイールは前後ともMk2用を採用しており、APキャリパーとスポークとのクリアランスが狭いため、1.5ミリのスペーサーを入れてローターを外側にオフセットさせます。


これで十分なクリアランスが確保できました。

テールレンズのダミーバンドを製作します。

鉄板から切り出して形状を整えます。

曲げ加工後塗装して完成です。


フロントAPマスター用にブレーキスイッチも製作。ブレンボ用の防水マイクロスイッチを使用。

配線を全て繋ぎ、エンジン始動チェックします。

始動チェック後、配線をフレームに艤装します。



ヒューズBOXは空きスペースの右側に配置。

スピードメーターコントロールのスピードヒーラーユニットは隔壁の裏側に設置。とりあえず係数を330にセット。これはあとで実走により正確な係数を割り出しメーターを校正します。

チェーンも取り付けます。ギヤは18×45Tでリンク数は116でした。

ウインドスクリーンのモールは手作りのゴム板製。材質は対候性のあるNBRゴムです。

ネジなどは全て純正を使用。ステーのナットはアルミ6角棒から削り出し。

オイルクーラーの耳はカットすることに。

当時風にシルバーに塗装します。

スピードメータートリガーを取り付けます。

スピードメーターセンサーも取り付けます。

これで組み立ては終了です。このあと試運転、エンジン慣らし走行、キャブセッティングと続きます。
