エンジン組み立ての最終段階です。バルブタイミングを設定します。先ずはピストントップにダイヤルゲージを当て、上死点を正確に割り出します。
続いてエキゾーストカムのタイミングをヨシムラの規定値107.5°に合わせます。
最後にインテークカムのタイミングを規定値の105°に合わせます。
ヘッドカバーを取り付けてエンジンは完成です。
続いてマフラー。お持ち込みのブルーサンダース製を使用します。表面は無塗装でいくとのこと。
ブルサンと調整の上、J系のフレームに当たらないアダプターを用意していただき取り付けます。最初のエキパイ曲がり部とフレームダウンチューブ横渡しパイプとのクリアランスを3ミリほど確保しています。
その他は既成の状態。オイルパンとのクリアランスはこんな感じ。フィルターカバーはフラットタイプが必須です。
集合部以降はこんな感じ。パイプ構成は4-2-1の中間トルクタイプです。
サイレンサー部はこんな感じ。ステーはワークスS1同様なフレーム溶接パイプタイプとしています。
チェーンガイドローラーも装着。
タンク上げをしているので、ステムとタンクのクリアランスが必要です。そのため既設の後付けハンドルストッパーをそのまま使用します。
既存のイグニッションコイル、お持ち込みのレストア済みメーターなど取り付けます。