昔話

 

HPタイトルの画像は1987年1月2日のFISCO(現富士スピードウェイ)スポーツ走行の走行開始前の様子です。このころは正月早々富士には大勢のライダー達が走行練習にやってくる時代でした。当日販売のみだった走行券を買うため、前日夜には100台以上のトランポがゲート前に列を成していたものです。最後尾、KVAS&KOOLカラーの自作カラーリングツナギが私です。

 

当時若干22歳の私はFISCOのライセンスを持っていたので、セカンドバイクのZ750D1を自走して持ち込み走行しました。(ちなみに当時のファーストバイクはZ1100GPです。)このころは年間3回ほどは走っていましたね。このD1は雑誌の売買欄で見つけて当時の相場の20万円くらいで買ってきた中古で、まだ10年落ちくらいなので程度も良く絶好調でした。この時はマフラーとフロントホイール変更のみのほぼノーマルです。KERKERはサイレンサー無しの直管です。

 

こちらはヘアピン立ち上がりの様子。KERKER直管なのでピットにいても音が聞こえたそうです。サウンドだけは当時のWEC世界選手権のGr.Cカーのようでした。ギヤ比はノーマルのままなので、ストレートではちょうど10000rpm吹け切りといった感じで約200km/h。最高速で後方排気のTZRを抜いた記憶があります。