エンジンの組み立てを始めます。ヘッドのインテークポートは拡大&研磨されています。
J系のキャブホルダー内径にフィットしています。
ツインプラグ仕様なのでプラグは8本。通常のBプラグと、追加の部分は小型のCプラグになっています。
使用するプラグキャップの関係で、プラグの先端にターミナルキャップを取り付けます。
プラグを仮組し、トルクを掛けます。
サブプラグの1ヶ所で、ネジ山が上がってしまいました。ヘリサートでの修正が必要です。
プラグのネジ穴は他の箇所も数ヵ所既に修正されており、改造を重ねだいぶ痛んできたヘッドという感じ。カワサキ純正の新品ヘッドは販売終了となりましたが、今度PAMSからZ系の新品ヘッドが発売されるので、是非使ってみたいところです。
プラグを取り付けると燃焼室への突き出しはこんな感じ。
こちらのネジ穴もインサートが入っています。
エンジン腰上で交換する主な消耗品はこちら。カムチェーンローラー類は、ゴムの無いレーシングタイプが使われていたので継続使用します。
シリンダー下に入るローラーはこちら。消耗度合いは少ないですが、左側の新品に交換します。
シリンダーを組むのでデッキ面を整え、ローラーとダンパーをセットします。
大径のベースガスケットを入れ、シリンダーを挿入します。
さらに、カムチェーンローラー、Oリング、ヘッドガスケットをセットします。あとはCプラグ用ヘリサートの入荷待ちです。