ヘッドの加工が終わり、内燃機屋さんから戻ってきました。今回ヘッドに行った加工は、ヘッド面研、バルブ新品交換、バルブシートカット、ステムエンドカットなどです。
分解時のヘッドはこんな感じでした。デッキ面の黒い部分はアルミが腐食したところです。
バルブシートは摩耗し、当たり幅が広くなっていました。
面研は最小の0.1ミリです。バルブはZ1000J純正。
シートカットして当たり幅もマニュアルに沿って適正化。バルブ擦り合わせ済みです。
シートカットしてバルブが奥に入るとシムは薄い方しか使えなくなってきます。そこでステムエンドを少し研磨しバルブ全長を短くすることで、シム選びがしやすくなるのです。
ステムハイトを確認します。狙い通りに仕上がっています。
この後エンジンは外注で塗装の工程へ。納期は3ヶ月くらいでしょうか。
せっかくなのでヘッドカバーはシンプルなヨーロッパ仕様に変更することに。手持ちの中からいいやつを選びます。
大傷があったパルシングカバーも交換。手持ちの純正新品を使います。