エンジン組み立ての続きです。
バルブクリアランスを計測します。
必要に応じてバルブシムを交換します。
ヘッドカバーを取り付けます。
既存のウオタニの点火時期を確認します。
スターターカバーのパッキンが劣化していたので交換します。パッキンはボンドで張り付けておくと比較的傷みにくいと思います。
タコメーターギヤのオイルシールとOリングも交換します。
ここはオイル漏れし易いので、漏れたらまたシール交換ですね。
オレンジの純正パッキンは入れておいた方が外部への漏れが少ないと思います。
マフラーフランジのカラーは、何かペースト状のものが付いているので掃除します。
取り付けの際にカラーを仮止めするには紙製のマスキングテープが便利です。
スプロケカバー内も点検しておきます。
チェンジペダルのボルトは純正の高強度ボルトに変更しておきます。
タンクを載せてエンジン始動を試みるも点火せず。電気系統を点検すると、どうやらウオタニSP2のユニットが怪しいとなりました。
ユニットを交換すると一発始動。元に戻すと点火せず。何度か繰り返し点検し、ユニットの故障と判定します。入荷時までは何も問題ありませんでしたが、このタイミングで壊れたようです。
ユニットのシリアル番号は「4532」とあり、ウオタニさんに問い合わせると2014年12月製と分かりました。9年前なので故障もあり得るかと。
ユニットを交換して改めて始動チェック。静かで安定したアイドリングです。
あとはチェック走行したら完成の予定です。