Z1000Mk2 I.H様 プログレス2取り付け ワークスタイプマフラー取り付け検討

 

今回の作業も終わりに近づいてきました。レイダウン後のフレーム側マウントピンは削除することに。根元から切断します。

  

断面をサンダーで仕上げて塗装します。

 

反対側も同様に処理します。

 

続いて、既存のワークスバックステップなのですが、左側はラバーがだいぶ摩耗してきたので交換します。この部品はカワサキ純正Z2のタンデムステップを使用していましたが、現在は販売終了となっています。

 

現在入手できるステップはこちら。こちらもカワサキ純正部品でKL250など用です。ラバーと金属のペグは別売となっています。取り付けは先ほどのZ2タンデムステップと同じなので互換性があります。今後はこちらを使用します。

 

合わせて反対側も交換しました。

 

ヨシムラのマルチテンプメーター、プログレス2も取り付けます。配線はこのようにシリコンガラス編み組みチューブで断熱保護し、シリンダー背面から上に立ち上げます。

 

配線ルートはこんな感じ。この保護チューブは耐熱性が高いので、溶けたり変形することなくエンジン回りに使用できます。

 

メーター本体はシンプルにハンドル手前に設置。ブラケットはステムに共締めです。

 

小ぶりなキーホルダーならテンプメーターに干渉し難いです。

 

続いてマフラー。既存の改造KERKERはだいぶサビが酷くなってきたので更新することに。新しく使用するのはBLファクトリー製カワサキワークスタイプ・アップ・ロング仕様です。取り付け確認後、セラコートする予定です。既存のマフラーはカチ上げ加工され、サイレンサーステーもそれに合わせて仕立てられています。このマフラーを取り付けるには、サイレンサーステーの加工が必要にので取り付け確認します。

 

使用しないフックやブラケットは削除します。

 

削除後はこちら。

  

削除部分は研磨しておきます。サイレンサーはこの後口元に切り込みを4つ入れ、バンド止めに改造します。

  

マフラーを仮付けします。新品なので非常にきれいな耐熱塗装の表面ですが、鉄製マフラーなので1年くらいすると要所はサビが出てくるものです。そこで新品時からセラコートしておくと、サビの発生はかなり抑えられるのでキレイが長持ちします。

 

中間パイプのねじり具合を調節し、サイレンサーの角度を最も付けた位置を出します。この時点で既存のステーと結構距離があることが分かったので、フレーム側のステーを長い物に付け替えることにします。とりあえずサイレンサー側にKERKERらしい三角のステーを溶接し、セラコートを施工します。サイレンサーステーの付け替えは塗装完成後に改めて行うので、それまでは既存のマフラーでいきます。