今回は、スロットル開け始めのフィーリングが良くない古いTMRキャブをCRキャブに変更します。合わせてハンドル周りも小変更します。

今回交換する主な部品はこちら。キャブはビトーのCR33、ハンドルはAREAのスーパーバイク、お持ち込みの1000R純正フロントマスター、純正クラッチレバーホルダーとクラッチレバーはZ1300純正新品です。

CRキャブは分解してジェッティングを確認、メインジェットも一旦脱着しておき、セッティングの際に車載で作業し易いようにしておきます。

クラッチケーブルも痛みが多いので交換することに。

ハンドル周りを外します。

既存のTMRキャブを外します。

クラッチケーブルを交換します。

新しいクラッチケーブルには、潤滑用にエンジンオイルを10滴ほどケーブル内にしみこませます。

ケーブルはオイルクーラーコアに削られないよう、タイラップで後方から支えておきます。

エキパイにも接触しないよう、ルートを調整します。

キャブが変わったので、スロットルケーブルの中間アジャスターも調整します。

CRキャブを取り付けます。オイルクーラーのホースに干渉するようです。

ホースを迂回させ逃げを作ります。

スロットル操作はやや重いので、ハイスロのスロットルは既存のφ40からφ36に小径化します。左がφ36ミリです。

CRキャブを取り付けます。

フロントマスターを交換します。

ミラーのネジが渋いので、タップで修正します。

ハンドル幅が若干広くなったので、ハーネスなどの取り回しを見直します。ハンドルを左右に切って突っ張らないよう修正します。


エンジン始動チェックします。

タックを載せ、コックの干渉を確認します。レバーが干渉するのでコックの位置を修正します。

現状のコックマウントプレートはセンター穴タイプです。これをオフセットタイプに変更してコックを前方に移動します。

コックは3/8インチなので、タンクの穴も新たな位置を拡大します。

穴拡大後、コックが入るか確認します。

タンク内に残ったガソリンで内部のゴミを洗浄します。

フューエルホースにフィルターを追加しておきます。

コックのレバーを少し上に曲げ、干渉対策できました。

新しいハンドル周りはこちら。純正然としていてスッキリしますね。
