エンジンの分解点検が終わり、次は塗装の準備などです。シリンダーは小さいフィン欠けが4ヶ所あるので、塗装の前にフィンを修正することに。
幸い、4ヶ所の欠けは全て一番上段にあり、作業がやり易いところなので仕上がりや費用の面でよかったですね。修正は外注で行います。
ミート時にガタのあったクラッチは、ハウジングのスプリングが傷んでいたのでリビルドします。
裏から見える6本のダンパースプリングのうち、3本に大きな削れがあり、内1本は緩くなって中で遊んでいました。
スプリングの傷の様子はこんな感じ。酷いと折れることもあります。こちらも外注で修理します。
クランクケースは古くなったシリンダーのスタッドボルトを抜きます。かなり固着していたので、バーナーで根元を熱してから外します。
無事に12本取れました。
ロアケースにあるシフト関係の小物もできるだけ外します。
シフトフォークを点検します。
1ヵ所は強い当たりでテンパーカラーが付いています。
シリンダーフィンの修正後に塗装をするので、組み始めるのは来年2月以降になりそうです。