チェック走行とキャブセッティングに向かいます。
先ずはガレージ周辺の一般道でチェック走行とスロットル低開度域のキャブセッティングを行います。
予め蓄積されたデータを元にプリセットしておいたキャブの微調整をします。エアスクリューも1と1/2戻しの位置で決まり。狙いの中央値です。今後ここは季節に応じて±1/4回転の範囲で微調整してください。
スロットル低開度域のセッティングができたら、次はメインジェットの選定で高速道へ向かいます。
セッティングを確認しながら八王子ICで引き返します。
キャブセッティングが終了し、ガレージに戻ります。2、3マイナーなトラブルが発覚、修正します。
スピードメーターの動きが途中から速度と合わなくなりました。センサー部を点検します。
今回初めてスプロケのラジアル方向で歯を拾うようにセンサーをセットしましたが、うまくいかないようです。鉄の摩耗粉の混じったグリスに覆われるとセンサーが誤作動するのかもしれません。
センサーの支持は従来タイプのトリガーを使って実績のある側面で拾うタイプに戻します。ボルトはロックタイトを塗布した高強度タイプを使用します。脱着の際は緩み止めとして必ずロックタイトを塗布してください。
締め付けは規定トルクでしっかりと。
センサーギャップはこんな感じ。
ニュートラルランプも点かないことがあったので、ニュートラルスイッチを更新します。
スターターリレーも作動しないことがあったのでこちらも更新します。
これで今回の作業は終了です。