電装系更新の続きです。
R2メインハーネスに合わせ、ハンドルスイッチなどの配線を加工して適合させます。
全ての配線を接続し、電装系の動作を確認します。
リヤブレーキスイッチが動作していないのでこちらも交換しました。
配線の艤装を終えた状態はこちら。
バッテリー上は結構スペースが開いたので、大きなラゲッジスペースとなりました。
左側にレギュレーターとイグナイターを設置。
右側はバッテリーの取出し口なのでシンプルに。
エンジン上はこんな感じ。
ジェネレーター周りはこんな感じ。B2はオイルプレッシャースイッチが無くオイルパンにオイルレベルスイッチが設置されていますが、R2ハーネスと回路が合わないので接続しません。よってメーター内の油圧警告灯は動作しませんのでご注意を。
スプロケカバーのボルトは純正でないものに交換されていましたが、長い方の2本、長さが120ミリでしたので純正と同じ125ミリのボルトに交換します。ここはクラッチを切るときのクラッチスプリングの反力を受けるところなので、強大な軸力が掛かります。雌ネジはアルミのクランクケースにあり、かかりが浅いとケース側の雌ネジを痛めることがあるので要注意。社外のボルトキットにあるここのボルトが120ミリになっていることが多いので純正長さにした方がいいでしょう。
スプロケカバーを付けたらクラッチレリーズの遊びを調整します。
外装を取り付けます。
スリム化したメインハーネス前半はこんな感じ。
フロントカウルは社外品ベースですね。
アッパーブラケットのネジがなめているのと、光軸調整のステーが欠品しているので、フロントカウルブラケットASSYで更新することに。
使用するのはPMCのスチール製品。
ロアブラケットの曲げ角度は間違っているので修正します。純正品と比べるとこんな感じ。これは以前からPMCに伝えてあるのですがなかなか改善されないようです。
曲げ角修正後はこちら。
ブラケット類を取り付けます。ヘッドライトケース内はこんな感じ。いろいろ省スペースを考えて施工していますが、結構いっぱいになります。配線を噛まないようきれいに整えてからヘッドライトを取り付けます。
フロントウインカーもリヤに合わせて小型化しました。
フューエルセンサーの配線は短く加工されていたので、延長してカプラーもメインハーネスに合わせます。
フューエルホースは硬化しているので更新します。
組立終了。
角メーターからの純正丸メーター化は非常に費用と手間がかかりますが、やるだけの価値はあるいい収まりです。