電装系更新作業の続きです。
キャブの後ろにはいつもの隔壁を設けます。
B2の電装プレートを改造して使用します。
フューエルフィルターなどのステーを削除してプレートは有効活用。
新たにMOSFETレギュレーターと既存のイグナイターを取り付けます。
内側にはスターターリレーを。
マルチメーターも現行のプログレス2に更新。マウントはシンプルにミニマムで。
フロントスプロケと周りも手直し。
スターターケーブルは何ヵ所か修理跡があるので交換します。
焼けていたステーターコイルのギボシも新品交換します。
スプロケボルトも外して点検。周り止め処置はありませんでした。
スプロケ裏側はミッションケースと干渉しており、オイルシールのフランジ部分が削れていました。スプロケの表に付いていたスペーサーは、裏側に使うもののはずです。
本来、J系用のフロントスプロケは右のようにツバが5ミリほどあるのが正解。左のはニンジャ系と共用で、J系に使う場合は付属のスペーサーを内側に入れる仕様のはず。よく壊れないで今まで走ってましたね。因みにスペーサーを入れてJ系用とするタイプは、前期型のボルト止めタイプの場合スプラインのかかりが浅くなるのでシャフト側のスプラインを痛めやすいので要注意。できるだけ右のサンスター製のように一体物の方をお勧めします。
取り付け前に汚れを落としておきます。
サンスター製のJ系用スプロケに交換し、スピードセンサー用のボルトASSYで取り付けます。緩み止めにはロックタイトで対応します。
スピードセンサーを取り付けるとこんな感じ。
既存のイグニッションコイルステーはステンレス板で作られていましたが、角がカットしたままの鋭利な状態です。近くに配線が通る場合は特に仕上げに注意するべき。
角を丸めエッジも滑らかに研磨しました。これで断線トラブルも起きにくくなります。
メインハーネスは先日製作しておいたZ1000-R2純正品をスリム加工したものです。メーター周りはR1丸メーター用に改造済みです。
仮接続して動作を確認します。
メーター周りはこんな感じ。USBコンセントも追加しました。
バッテリー周りはこんな感じ。
もう少しで完成です。