作り物の洗い出しをして、足りない物をひとつづつ製作し残り数点となりました。
フロントカウルの下側ステーは、既存の物ではカウルの角度が良くないので作り直します。
フロントカウルは後端のラインがフォークと平行になるのが正解です。
厚紙で仮のステーを作り、現車合わせで微調整して仕上げます。
厚紙のステーをあてがいます。これを基準に数ミリ微調整します。
本番はジュラルミン板で頑丈に作ります。整備性を考えて、ナットはナットサートで作り付けとします。
ステムに取り付けます。
カウルの角度はバッチリです。ヘッドライトが僅かに低いようなので調整します。
ライトステーのバンドを緩め、上側付き当てでちょうどいい高さになりました。
次にヘッドライトの光軸ステーを製作します。こちらも厚紙で試作し、寸法が決まったらジュラルミン板で本番用を製作します。
カウルが付いたまま光軸が調整できるよう、フロントカウルステーにサービスホールも追加しました。
光軸ステーを取り付けます。
横から見るとこんな感じ。
オイルクーラーバンドもゴム製の新品に交換。
クラッチカバーはポリッシュ仕上げとのことで外します。
剥離剤で塗装を剥がしてポリッシュします。
クラッチカバーを復元します。
これでほとんどの作り物はできたので、配線を仕上げてエンジンを掛ければ完成ももうすぐです。