S1公道仕様化計画の続きです。
製作したバッテリーBOX兼電装ユニットを塗装して取り付けます。
CRキャブはφ33を選択。
整備性を良くするために、ケーブル受けのネジ山は削除します。
メインジェットは一度脱着し、ニードルジェットと分離しておきます。一緒に外れてくると、車載時エンジン上の狭いスペースではメインジェット交換がしづらくなるのです。
ニードルジェット単体で少し強めに締め込み、メインジェットを外す際にニードルジェットが緩まないようにしておきます。キャブセッティングの際にメインジェットのみ脱着できる状態の方がスムーズにセッティングが行えます。
スロットルケーブルには潤滑材として粘度の高いエンジンオイルを注しておきます。
ブリーザーホースを取り付けます。エンジンアウト側は90°に成型されたホースを使用。戻りはファンネルに向けてエンジンに吸わせます。曲がりがきついところには、ホースの中にステンレスコイルを挿入して潰れ防止とします。
キャッチタンクはスイングアームの箱です。
ホース内にコイルが見えます。ブリーザーホースがつぶれて閉塞すると、思わぬところからオイル漏れすることもあるので要注意。
CRキャブ、当時仕様には見た目も音も性能もベストだと思います。
ヘッドパイプ裏のデッドスペースに、ホースバンドで留めてホーンを取り付けます。
裏から見るとこんな感じ。エンジン冷却風も遮りません。
メインハーネスを艤装します。ハーネスはいつもの1000R2純正をスリム加工したものです。
その他の電装品との位置関係を考慮してルートを決めていきます。