現在は4年前に製作したS1仕様ですが、今回は各部をワークスS1仕様に変更します。こちらも肩のケガで長期間入庫をお待ちいただいた車両の中の1台です。

先ずはスイングアームから。お持ち込みのこちらのフルレプリカ品に交換します。

こちらはエキセンハウジングが交換されていたり、再度アルマイトを施工してあったりといろいろ履歴があるとのこと。再アルマイトの際に追加で開けられたであろう3ミリくらいの穴が多数開いており、気になるとのことで溶接で塞ぐことに。

アルマイトは水中で行うので、水が抜けやすいよう、このように穴が開けられることが多いです。一部は最初の製作時の穴ですが、今回は全て塞ぎます。

こちらにも穴が。

こちらにも。

溶接で盛ります。

傷も一緒に溶接で盛ります。

工具の入るところは研磨して仕上げます。

エキセンハウジングの内側。このように溶接ビードが出っ張っていると、ホイールカラーと干渉し易いので修正しておきます。

修正後はこちら。

このあと表面仕上げは塗装で行います。
