先日の試乗でシフトが固かったので、チェンジペダルのレバー比を見直します。真横から見るとチェンジペダル側の腕の方が長いので、レバー比は1を少し切るくらいなので、やや高くなる設定のステップです。
ペダル側の腕に穴開けスペースがあったので、穴位置をずらしてレバー比を大きくします。シフトペダルのストロークは大きくなりますが、このくらいなら特に問題無いでしょう。
キャブセッティングに向かいます。
スロットル部には、スロットル開度がわかり易いように目印を付けておきます。全閉と全開、それを4等分してあります。
ガレージ周辺でスロットル低開度のセッティングをします。
スロットル開度1/8辺りでややゴボつくのでリッチと判断。ニードル径を変更します。
分解点検した際にプリセットしたYY8のニードルをYY9に変更します。1/4開度辺りは問題無いのでクリップ段は同じ4段目とします。
ニードル径のセットが決まったので、高速道でメインジェットの確認をします。エンジン内部の状況がはっきりとはわからないので、本格的なメインジェット選定は次回に。今回はとりあえず上まできれいに吹け上がるかだけチェックします。
メインジェットは特に問題なし。点火時期だけウオタニのダイヤルを回して調整します。
ひととおり確認してガレージに戻ります。今回の作業はこれで終了です。ほぼこのバイクの実力が楽しめるようになったと思います。