後付けされたサイドスタンドでの傾きが大きいので修正します。フレームは再塗装されてきれいな状態なので、今回はフレーム側のブラケットは触らず、スタンド側のみで対応します。
リジットラックでちょうどいい角度に車体を支えている状態です。この状態でサイドスタンドは5センチほど地面から浮いています。フレームに溶接されているブラケットの位置が上寄りになっているようです。
S1ステップとのクリアランスも小さく、チェンジペダルは少し外側に曲げられているようです。
スタンドの角度修正に合わせ、チェンジペダルとのクリアランスも確保できるように修正します。
スタンド本体はZ1000R純正のようです。これに別のスタンドの一部を継ぎ足してみます。
純正スタンドを切り欠き、間に延長バーを差し込みます。根元も切り込みを入れて少し角度を起こし気味に変更します。
溶接で仮止めし、車体に合わせて確認します。
形が決まったら全周溶接します。
研磨して完成です。少しロングなスタンドができました。
角度は実用レベルに改善されました。
チェンジペダルトのクリアランスも広がりました。
バンク角も問題無いでしょう。
