タンクをワークス仕様に改造します。S1同様にブリーザーを付け、コックは後方に移設し左右振り分けてM22ミリタイプを2個取り付けます。
ブリーザー素材はBL-FACTORY製、コックの溶接アダプターはワンオフ品です。
ブリーザー取付位置はタンクの最も高い位置、この辺です。
2ミリの穴を開けます。
コックの位置は後ろの方の少し盛り上がっているところです。後ろの方で一番低い位置なので、レースでも残り燃料1リットルぐらいまで使い切ることができるため、ガソリンの搭載量を少なくして軽量化できます。
コックアダプターの穴を開けます。
元のコック穴は鉄板で塞ぎます。
アダプターを仮付けします。
棒を差し込んで向きを修正します。
左右水平ヨシ。
前後方向も水平ヨシ。
全周溶接します。
ブリーザーも溶接します。
漏れチェックの為穴を塞ぎます。
エア圧を2キロかけます。黄色いマスキングテープは、タンクが膨張し過ぎないように確認するためです。あまりエア圧を高くするとタンクは左右に広がってしまうので要注意。
2ヵ所のピンホールからエア漏れがありました。
再度溶接します。
これで大丈夫。
タンクを車両に仮付けしてみます。
コックの位置はキャブのすぐ後ろになります。
タンク上げしてあるデモ車でもチェックします。
タンクのマウントは前後とも2センチ上げてあります。
タンクを載せます。後端のベロはこのままではシートベースに干渉するので、少し下向きに曲げておきます。
このくらい曲げておけば大丈夫。
シートも取り付けてチェックします。