エンジン組み立ての続きです。ワイセコφ72ミリのピストンは状態がいいので継続使用します。
リムーバーを塗ってカーボンを落とします。
洗浄して組み付け準備完了です。インテークのリセスにはバルブスタンプがありますが、相当ギヤ抜けしてオーバーレブさせていたようですね。今回はミッションも修理したのでギヤ抜けは解消するでしょう。
ピストンを組み込みます。
シリンダーを組み込みます。
ガスケットなどをセットします。
続いてヘッドです。既存のヘッドはリフターホールに異物噛み込みの大きな傷などあったので、お持ち込みのこちらのヘッドを使います。ずっとストックしていた新品だそうです。
バルブも新品を使います。スプリングは既存の物を継続使用します。
リフターも新品を使います。
ヘッドのアッセンブリーが終了しました。
ヘッドを組み込みます。
カムは既存のヨシムラST-1を継続使用します。
カムチェーンのコマでバルブタイミングを合わせて組み込みます。
既存のカムチェーンテンショナーはS1タイプでしたが、スプリングが強化品だったので純正品に換えておきます。過度なテンションは不要です。
バルブクリアランスを調整します。
シリンダー上死点を正確に割り出します。
エキゾーストカムのバルブタイミングを規定値に調整します。
続いてインテークカムのバルブタイミングを調整します。
ヘッドカバーを付けてエンジン本体が完成しました。
点火系はウオタニSP2に変更。ピックアップコイルを取り付けます。
S1タイプのパルシングカバーを取り付けます。