CRキャブのオーバーフローが頻発するとのことで修理します。
車両の入手時から付いていたというCRキャブ。キャブのオーバーホールもしてみたそうですが、オーバーフローが治っていないそう。
キャブを外すとガソリンが垂れた跡が染みになっていますね。
フロートバルブを外して点検します。交換用素材として新品キャブも合わせて分解します。
CRキャブのフロートバルブの先端はゴムコーティングされています。よく観察すると、外したバルブには若干傷があるように見えます。使用期間も長いので、4気筒共バルブを交換することに。
加速時に黒煙も吹くとのことなので、ジェッティングも確認します。スロージェットが#52と小さめで、代わりにエアスクリューが3/4戻しと濃いめのセッティングになっていました。そこで標準的な番手の#62に変更します。そうすることでエアスクリューは1と1/2回転戻しの標準位置あたりで使えるようになり、セッティングが安定すると思います。
ケーブル受けのネジも削り、整備性を良くしておきます。
復元後のエンジンは、アイドリングも安定して空ぶかしのレスポンスも良くなったようです。これでしばらく様子を見ていただきます。