点火系をウオタニSP2に交換するので、プラグコードも更新します。コードはφ7ミリシリコンコードを使用。キャップはワークス車同様のオレンジシリコンキャップです。もうオレンジシリコンキャップは入手できなくなったので、今回は中古のキャップを使います。

このオレンジキャップ用のターミナルは、ネジのところにだるま型のキャップがあるタイプ用なので、プラグにターミナルキャップを追加します。

キャップの中ではこんな感じに接続されます。

プラグコードができました。

ウオタニSP2コイルにコードを接続する際は、コイル側のターミナルはこの中間のくびれ部分まで挿入します。

くびれまで挿入するとこんな感じ。コイル周辺がタイトな場合は、このくびれ部分でターミナルを曲げてセットします。コイル側のターミナルは細くてデリケートなので、普段は脱着しない方がいいでしょう。脱着の際はラジオペンチなどでターミナルを直接つかんで行ってください。

ワークス仕様のプラグコードが付きました。

キャップの抜き差しもデリケートなので、このように2本の指で挟んで真っ直ぐ抜き差ししてください。

配線の動作確認をしてみると、照明のON・OFFがスイッチ通りに動作しません。右のハンドルスイッチのハーネスを開けてみると、過去の改造の痕がありました。これが原因のようです。

改造ヶ所を修正します。

動作確認し、最後に収縮チューブを通します。これで配線関係は完成です。

クラッチレリーズの遊びもマニュアル通りに調整します。

フロントカウルを付けます。Wステム加工したところと干渉するので、カウルを少し切り欠きます。

両側ともこんな感じに逃げを作りました。

取り付けるとこんな感じ。

最後に転倒時に付いた右フレーム下側の傷を点検します。

傷ついたマウントプレートも外し、フレームパイプを点検します。幸いに表面が少し擦れただけでした。

傷を軽く修正し、塗装して復元します。

車検の前に試運転に向かいます。

ガーレージ周辺を周ると、通りの桜はほぼ満開でした。季節が進むのは早いですね。

