曲がりを修正したフォークを取り付けます。今回はスムーズにステムに通るようになったので大丈夫そうです。
ハンドルも新品交換。フェンダーとホイールを取り付けます。
大きく曲がって修正したフェンダーも、ほとんど真っ直ぐになりました。乗れればいいのでとりあえずはこれで良しとします。
各部品は曲がりやクラックなど無いか点検しながら取り付けます。
外しておいたS1キャリパーから、フルードが漏れているのに気が付きました。
かなり大量に漏れているので、クラックなどが無いか点検します。
まるごと水洗いして一旦きれいにし、フルードの出所を確認します。
仮組してエア抜きします。
漏れは片方のキャリパーのシールからでした。
2個ともピストンを分解します。
シールの溝は腐食などの問題は無いようです。
ピストンは先端部に傷が多いので、#1000番の細かいサンドペーパーでクリーニングします。
クリーニング後はこちら。外したシールは角が少し丸くなっていました。
シールは新品交換します。S1キャリパー用は予備が無いので、代用品として自動車用のリプレイスパーツを使います。
とりあえずわかっている中では、ミヤコ自動車製の品番TP-13が近似の形状で代用可能です。
代用シールを組んでエア抜きします。
これでフルード漏れは止まりました。新品のシールを組むと、ピストンのスプリングバックが大きいのでレバーはややスポンジーに感じますが、使用に伴いレバーの握り代は減少していきます。
S1キャリパーのオーバーホール完了です。