Z1000Mk2用ワークススイングアームの製作をご依頼いただいたのと同時に、リヤブレーキ周りも製作することになりました。とりあえず在庫していたパーツの中から、使う部品をまとめてみました。これにPPMCのS1リヤローターとモーリスホイールを組み合わせます。
キャリパーは現行品AP新品のCP2696です。
ブレーキホースはフィッティングを使うので、AN3と3/8ネジのアダプターを使います。このアダプターはキャリパー側がテーパーのタイプなので、このまま直接ねじ込みます。
ネジが少し出るのが正解。奥のテーパー部でシールされます。
キャリパーはリヤの下側に付くので、整備性を考えて内側のプラグとブリーダーの位置を前後入れ替えます。
どちらもテーパー部でシールされます。レンチのサイズは7/16インチなので、APキャリパーを整備する際はインチサイズのスパナも揃えて下さい。
ブリーダーは上向きに付きますが位置が真上ではないのでこのままではエアが抜ききれません。車載して実際にエア抜きするときには、ホースをしっかりつないだ後に、一旦キャリパーを外してローター分のスペーサーを挟み、ブリーダーを真上に向けてエア抜きしてください。
パッドはデイトナ製ゴールデンパッドχ(カイ)をチョイス。クイックリリースピンで取り付けます。ローターはPMC製のS1タイプを使用、サポートは弊社製の逆V字型タイプを製作して組み合わせます。