販売車両をご紹介します。ベース車はZ1100GP(’82年式 型式Z1100-B2)で、弊社のワークスS1仕様としてのメニューをひと通り盛り込んだデモ車です。車検も残っており、このまま直ぐに乗り出せます。ベース車から製作する場合に比べて割安な価格に設定しました。ベース車からコツコツと仕上げるのも楽しいですが、完成車ならバランスも良く、直ぐにハイレベルな走りが楽しめます。この機会にいかがでしょうか。
フレームやエンジンはリペイントしていないので当時のままです。素材の状態がわかります。外装はリペイント時期の異なるものを組み合わせているので、部位ごとに色味が若干異なります。別途、再塗装も承ります。以下、現状での詳細画像です。2023年1月現在
マフラーはBL-FACTORY製カワサキワークス 機械曲げ ロング アップ です。ワークス車同様にサイレンサーはフレームに溶接されたステーで吊り下げています。
S1同様にシートレールはカットしています。定員は1名登録です。タンクはワークス車同様に前後とも2センチ持ち上げているので、独特のボリューム感です。
エンジンはワイセコφ74ミリピストンで1135cc、ハイカムとの組み合わせでパワフルです。更なるパワーを求めるなら、1200ccへのスープアップをお勧めします。
メーター周りはZ1000-R1の純正丸メーターです。
フロントキャリパーはS1レプリカ、ローターは弊社製φ330ミリS1ローター。ダイマグは貴重な当時物のフラットリムタイプ。フロントアクスルシャフトは弊社製中空タイプ。
インナーローターは実車の鋳物製を忠実に再現。
アンダーステムは弊社製S1タイプ。本物から忠実に寸法取りして製作したものです。ハンドルストッパーはS1同様にフレームに溶接したバータイプ。インナーチューブに当たって止まります。切れ角はやや少なめ。
オイルクーラーはワークス車同様垂直、フレーム溶接ステータイプ。コアの耳もカットして当時の姿にしています。
ヘッドはブラスト仕上げ。シリンダーは塗装が剥がれはじめています。
サーキット走行には欠かせない薄型ジェネレーターキットを装着。筑波サーキット1分5秒台くらいまでならこのままでOKです。
プラグキャップはワークス車同様オレンジのシリコン製。プラグはツインではなくシングルです。
クラッチレリーズもワークス車仕様。スピードメーターセンサーはミッションのアウトプットシャフト取出しタイプ。
ワークスクラッチレーズシステムでは、ミッションカバーにシフトロッドのガイドパイプを溶接しています。
現在のキャブはCR35。パワー重視なら全域トルクが上乗せされるCR35がお勧め。デメリットはスロットルが重いこと。筑波サーキットなどのテクニカルなコースの場合は、スロットルワークが比較的軽いCR33の方をお勧めします。
ステップはフレーム直付けのワークス車タイプ。
サイドスタンドは脱着式。サーキットでは簡単に取り外せます。
スイングアームは弊社のZRX400改S1タイプ。新型のキャッチタンク付きです。スタンドフックはS1と同寸法。エキセントリックは弊社製のS1タイプで実車と同じく鋳物でできています。リアアクスルシャフトは中空φ20ミリです。外観はウレタン塗装仕上げです。
リヤショックはワークスパフォーマンス。
S1同様、リヤショック付近のフレームに、ジャッキアップ用のリングを装備。
テールレンズはS1同様バンドが付いています。(バンドはダミーです。)
現状はスモールバッフルです。リヤキャリパーもS1レプリカ。サポートも弊社製S1レプリカ品。リヤアクスルの右端はS1同様ナットレス仕様。エキセントリックある雌ネジで締め付けます。
シートは弊社製S1タイプ。フジツボ付き。
詳細・現車確認はお問い合わせください。
製作時にまとめた仕様書はこちら。現状とは若干異なる部分もあります。金額は製作時からの消耗度合いに応じて応相談です。