肩の腱板縫合手術を終え昨日退院しました。入院日数は9日間でした。
10月5日の筑波練習走行で負傷、路面に叩きつけられたこの瞬間に右肩腱板が断裂。
断裂部分のイメージはこんな感じです。
入院前には肩関節のモデルを入手し、肩周りの構造を研究。
切れたのは「棘上筋」という肩にある4本のインナーマッスルのうちの1本で、マジックでマークした部分が切れた箇所。これが切れただけで腕が上がらなくなります。手術は切れた腱を糸とアンカーで骨に固定するもの。
手術2日後の様子がこちら。手術方法は、肩関節手術では一般的な内視鏡による手術でした。肩にはこのように5箇所の小さな傷が残ります。
術後1週間ほどはこちらのベッドで経過観察。初めの数日は24時間常に襲ってくる激痛に耐えるのがたいへんでした。
今回の入院費用はこんな感じで、合計130万円ほどかかっていたようです。高額医療費制度を使い、実際に支払った本人負担額は20万円ほどでした。
再断裂の発生度合いが高い腱板断裂、その治療にかかる重要度の度合いは、手術半分、リハビリ半分といわれるそうです。それだけに今後のリハビリも丁寧に時間をかけて行う必要があります。本格的な作業再開までは、まだまだ長い道のりです。