今回の作業の最終段階のキャブセッティングです。またまた応援の方にのってもらい作業を進めます。
いつもの試運転場所に車とバイクで到着。ここを起点にキャブの低開度域のセッティングを進めます。
交通量の少く信号の無いこの道は、この辺りでも数少ない貴重な場所です。スロットル低開度域のセッティングは速いスピードを出す必要が無いので、ゆっくりしたスピードで行います。
エアスクリューの調整が終わったら、ジェットニードルの選定です。
スロットル1/8開度付近でストレート径を選択。その後、同じく1/4開度付近でクリップ段を選定します。
6回ほどセッティングを変更し、最適値が見つかりました。不調だったTMRに比べ、リニアな反応を示すCRキャブの特性をお楽しみください。スロットル全開走行で選定する必要があるメインジェットは、今回は過去データからの予測で選定してあります。リセッティングの必要があれば、肩が治ってからまたお申し付け下さい。